今年1月に加古川市野口町坂元で起きた民家火災で、全焼した家屋に住んでいた女性(53)が25日までに「民家内にあった金庫が壊され、現金約1千万円が抜かれていた」と加古川署に届け出た。同署が窃盗事件として捜査している。

 同署によると、今月1日から全焼家屋の解体が始まり、作業員が同19日にがれきの中から金庫を発見。扉がこじ開けられ、中は空の状態だったという。金庫は縦40センチ、横50センチ、高さ37センチの金属製。金庫は2階にあり、解体業者に確認を依頼していたという。

 家屋は木造2階建て延べ約160平方メートル。女性と両親が暮らしていたが、父親=当時(88)=がこの火災で亡くなっている。