兵庫県尼崎労働基準監督署は25日、最低賃金法違反などの疑いで、尼崎市で介護施設を運営していた株式会社アクティーEBケアサービスと、同社代表取締役の女(54)、事実上の経営者とみられる男(55)を書類送検した。男女は夫婦という。

 送検容疑は、介護士や看護師ら従業員計25人に対し、2018年2、3、8月分給料の一部計約900万円を支払わず、兵庫県の最低賃金(当時は時給844円)を下回った疑い。

 同署によると、同社は高齢者と障害のある児童向けの通所施設計2カ所を運営。18年7月に従業員1人から「給料がもらえない」と相談があり、発覚した。

 同社は18年8月に事業を停止。2人は「金がなかった」と話しているという。