神戸市交通局は30日、市営地下鉄の車両の台車1台で、長さ12・5センチの亀裂が見つかったと発表した。6月12日に東京都葛飾区の京成電鉄青砥駅で起きた脱線事故で台車に亀裂が確認されたのを受け、点検したところ、同29日に西神車庫(同市西区)内で判明したという。亀裂に伴う事故や運休はなく、同局は「車体を支える大きな荷重がかかる部分ではなく、直ちに大事故につながる亀裂ではなかった」としている。

 京成の事故後、同局では全台車476台を点検。今回の亀裂は、先頭車両に使う台車の前端部分にある、車輪の軸を固定する枠の部分に入っていたという。いったん全台車の点検を終えたが、先頭車両に使う台車に絞って再度点検する予定。(初鹿野俊)