兵庫県の一部地域で6月29日に、NTT西日本の電話サービスが故障した問題で、同社は30日、丹波市と石川県の最大計約9700回線に不具合が生じ、ファクスが入力番号と違う所に送られるなどのトラブルが発生したと明らかにした。個人情報が流出した恐れもあるとして、身に覚えのないファクスを受け取った人に申告を呼び掛けている。

 同社によると、同29日午後1時すぎ〜4時半ごろ、丹波市や金沢市周辺で電話やファクスが着信しなかったり、違う番号につながったりした。丹波市内の事業所ではファクスで関係先に送った資料が別の企業に届いた。中日新聞北陸本社の編集局(金沢市)には業務と関係のない食品の発注書などが約10件送られてきた。いずれも個人情報は含まれていなかったという。

 NTT西によると、不具合が生じたのは丹波市で最大約1800回線、金沢市周辺で最大約7900回線。関西エリアで固定電話網の交換機を入れ替える際にプログラムのミスがあり、誤った状態で起動したのが原因とみて調べる。

 同社広報室は「誤送信されたファクスを受け取った場合、申告があれば回収に出向きます」としている。固定電話はTEL113、携帯電話はTEL0120・444113(門田晋一)