長沼隆之報道部長: 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県と県内の一部議会で定例会の一般質問の人数や時間を制限したり、日程を短縮したりする措置が取られ、住民の声を代弁する議会機能の制限を余儀なくされました。いわゆる「3密」を回避する趣旨は理解しますが、これは適切な判断だったのでしょうか。本日は報道部の行政・政治担当デスク、黒田勝俊さんにコロナと議会の役割について聞いていきます。 感染が全国に広がりだした2〜3月から、各地の地方議会が運営の見直しを進めてきました。2、3月の定例会は、新年度予算案を審議する重要な場だと思うのですが、なぜ、異例の措置が取られたのでしょうか。 黒田デスク: 多くの議会で議員が座る議席の間をあけるですとか、透明のアクリル板を間に置くとか、処置はされているのですがそれでも長時間に及ぶのは感染防止上よくないだろう、と言うことで質問の時間を制限したり人数を制限したりというのをやっているのが一つですね。 もう一つは、新型コロナの対策で県、市、町、行政の職員が非常に多忙になっているということで質問を議会で行うときには各行政当局とも幹部がずらっと並んで答弁する。その答弁を準備する職員も後ろに控えたり何日も前から準備するというようなことがありますので、出来るだけコロナ対策に専念してもらう、行政職員の負担を減らそうということで、議会の活動を制限をしているという流れですね。