先が見えない新型コロナウイルスの感染拡大は、鹿児島県内の経済にも影響を及ぼしています。九州経済研究所が行ったアンケートでは、9割の企業がマイナスの影響を受けていると回答したということです。

【九州経済研究所 経済調査部 福留一郎部長】
「新型コロナウイルス感染症による影響についてマイナスの影響が出ている、まだ影響が出ていないが今後マイナスの影響が出る可能性があるは90%となった」

24日開かれた鹿児島銀行の記者会見で、関連会社の九州経済研究所は、県内主要企業370社に行った新型コロナウイルスに関するアンケート調査の結果を公表しました。

このうち、卸売りや製造業では、9割以上の企業が「宴会中止に伴う多数のキャンセルで売り上げが減少し、資金繰りが厳しい」など、「マイナスの影響を受けている」と回答したということです。

一方、小売業の一部では、感染症対策に関連する商品の需要の高まりや、外出控えに伴うネット通販の増加などによるプラスの影響も見られます。

このアンケート結果を受け、鹿児島銀行の松山頭取はコロナウイルスによる県内経済への影響を2008年のリーマンショックと比較した上で次のように述べました。

【鹿児島銀行 松山澄寛頭取】
「地元経済に与える影響は数段こっちが大きい、リーマンショックは金融の世界の話そこまで鹿児島は影響はなかった。一番の大きいのは観光関連そこから広がるところもある第一波が今来て、当然第2波もありますのであまり長引かないでほしい」