鹿児島大学は、在職中に旅費を二重に受け取ったり、他の職員に暴言を吐いたりしていたとして大学病院の元職員に対し「諭旨解雇」に相当すると通知したと発表しました。

通知を受けたのは、在職時に40代だった鹿児島大学病院の男性元職員です。

鹿児島大学によりますと、元職員は2014年の5月以降、企業などが旅費を負担する出張で領収書を偽造し、複数回にわたって大学からも旅費を受け取り、およそ80万円を不正受給しました。

また、複数の職員に対して真夜中に電話をかけて暴言を吐いたり、バリカンで髪を切ったりするハラスメント行為も行っていました。

元職員は、旅費を出していた企業などに対する隠蔽工作も依頼していて、大学はこれらの行為が諭旨解雇に相当するとして元職員に通知しました。

元職員は不正受給した金を返金する意思を示し、現在手続き中だということです。

不正の具体的な時期や元職員が退職した時期などについて、鹿児島大学は「個人の特定を避けるため」として明らかにしていません。

鹿児島大学は「このような事案が発生することのないよう全学を挙げて再発防止に取り組み、信頼の回復と綱紀粛正に努めて参りたい」とコメントしています。