鹿児島県の北薩地方の秋の風物詩「あおし柿」に異変です。材料となる渋柿が不作で”幻”の味覚となっているようです。

さつま町紫尾温泉の「あおし柿」は、渋柿を一晩、温泉につからせて渋みを抜いたもので、ほのかな温泉らしい香りとさっぱりとした甘みが特徴です。

地域に古くから伝わる食べ方ですが、紫尾区営大衆浴場の管理人、西田隆三さんによりますと、2020年は梅雨の長雨、台風などが影響しているとみられ、販売用の仕入れ量は例年の10分の1以下で、運が良ければ買えるということです。

看板インコのビーちゃんは温泉に訪れた人を変わらず迎えてくれますが、西田さんは「豊作が予想される2021年を楽しみにしてほしい」と話しています。