5月は気温が高い日も続き、鹿児島・奄美地方では21日、梅雨入りも発表されるなど季節も夏に向かって進んでいます。
そんな中、KTSライブニュースでは22日から3回シリーズで、県内の初夏の味覚を紹介します。
1回目はこちらパッションフルーツです。
指宿市では5月から収穫が始まっています。
南国フルーツを贅沢に使った絶品パフェも登場!
井上キャスターのリポートです。

太陽のようにきらめく、黄色の果肉をまとった、パッションフルーツ!

実は生産量は鹿児島が日本一なんです。

こちらは観光農園とカフェが併設する、鹿児島県指宿市山川の「マンゴーの森」。

農園を始めて26年目有村隆雄さんです。

マンゴーの森・有村隆雄さん
「『マンゴーの森』という店なんですけど、マンゴーはもう少ししないと収穫が始まらなくて、パッションフルーツが5月から収穫が始まってますので、そちらをご案内したいと思ってます」

ということで、すぐ近くのパッションフルーツ農園へ。

井上彩香キャスター
「うわ!ものすごい量の実がなってますね!」

5月から収穫が始まったパッションフルーツ。

こちらの農園では約20アールで、5万個を栽培しています。

井上キャスター
「2024年は例年比べて収穫の時期はどうですか?」

有村さん
「いつもより大体2週間ほど早い。暖かかったからですね、温暖化もあるし」

気候の変化を受けているようですが、できは上々だといいます。

有村さん
「ルビースターっていう品種。色がルビーみたいな色でしょ?こういう色になるとほとんど完熟。ナトリウムとクエン酸が入ってますから元気が出るんですよ」

交配して60日で収穫できるというルビースター。

採れたてのパッションフルーツを頂きました。

井上キャスター
「食感はぷるんぷるんで、しかも弾力もあって、そのあとに甘酸っぱい感じ。そのあとに爽やかな香りが口から抜けていって、最後に種のプチプチした食感がきて…」

さらに有村さんが食べ頃のポイントを教えてくれました。

有村さん
「(皮に)しわがよってから、非常にまろやかなもっと良い味になります」

こちらでは、自社農園で栽培したパッションフルーツを、1個100円〜200円で販売していて、収穫は7月下旬まで続くそうです。

農園が経営するカフェでは、旬のパッションフルーツを使ったスイーツも提供されています。

その名も「玉手箱パフェ」。

2023年収穫したマンゴーとドラゴンフルーツのソースに…

一番下には…

2023年収穫されたパッションフルーツ!

南国フルーツが贅沢に盛り付けられています。

井上キャスター
「甘酸っぱさは残っていますが、それがアイスクリームの甘さと合わさると
ちょうどいい酸味になって、これもまたおいしい」

そしてパッションフルーツも…

井上キャスター
「甘酸っぱさは残ってるんですけど、それがアイスクリームの甘さと合わさると、ちょうどいい酸味になって、これもまた美味しい」

有村さん
「パッションフルーツを食べると夏の暑い鹿児島も乗り切れる。栄養いっぱいですから。そして清涼があって素晴らしい」

徐々に進む暑い季節、南国・鹿児島自慢の果物を楽しんでみてはいかがでしょうか?

有村さんは、焼酎にパッションフルーツの実を入れて飲むのがオススメとのこと。

このシリーズ、5月23日は鹿児島市の新茶です。