大阪大学の研究グループが、心臓の血液が逆流する病気の患者に対し、新しい治療法を行うことに成功したと発表しました。

発表したのは、大阪大学の澤芳樹教授らの研究グループです。

心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁に異常が生じ、血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」の手術では、人工心肺を用いて心臓を一旦止めるのが通常ですが、合併症や臓器への障害が懸念されていました。

今回、研究グループは、症状の重い患者に対し、胸に開けた小さな穴からカテーテルを入れて人工弁を設置する手術を心臓を止めないまま実施することに国内で初めて成功しました。

同様の治療は日本とアメリカなどで合わせて1000例実施され、安全性や効果などを確かめるということです。