滋賀県大津市がいじめ対策推進室の費用を削減した予算案を発表したことを受け、いじめを受けて自殺した男子生徒の父親が意見書を提出しました。

9年前、大津市で当時中学2年の男子生徒が同級生から死んだ蜂を口に入れられるなどのいじめを受け、自殺しました。

この問題をきっかけに、大津市はいじめ対策推進室を新設し、LINEでの相談窓口を開始するなどいじめの対策に力をいれてきました。

しかし、1月に就任した佐藤健司市長は来年度の予算案で、いじめ対策推進室の費用を約3500万円削減し、事業の一部を教育委員会に移管することを発表。男子生徒の父親は今まで行ってきたいじめ対策の検証を求める意見書を市に提出しました。

【自殺した男子生徒の父親】
「いじめ対策の効果検証も行わず、削減削除していくという姿勢を示されたことは到底子供の命を第一に考えているとは言い難い」

佐藤市長は「コメントは差し控える」としています。