兵庫県洲本市で男女5人を殺害した罪に問われた男が、1審の死刑判決を無期懲役に減刑した控訴審判決を不服として上告したことが分かりました。

平野達彦被告(45)は5年前、洲本市で男女5人をサバイバルナイフで刺して殺害した罪などに問われ、1審の裁判員裁判では死刑判決が言い渡されました。

しかし、1月の控訴審判決で大阪高裁は新たに行われた精神鑑定をもとに、平野被告が犯行時心神耗弱状態だったと認定。

1審の死刑判決を破棄して、無期懲役を言い渡しました。

大阪高等検察庁はすでに上告を断念していますが、平野被告と弁護人が10日付けで最高裁判所に上告したことがわかりました。

被告側だけが上告した場合、最高裁が控訴審より重い量刑を言い渡すことは法的に許されておらず、死刑が適用されることはありません。