新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、JR西日本は4月に予定されていた福知山線脱線事故の追悼慰霊式を中止すると発表しました。

JR西日本の長谷川一明社長は、事故の月命日にあたる25日、現場に献花に訪れました。

2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故では、乗客106人が死亡し、562人が重軽傷を負いました。

事故以降、兵庫県尼崎市の現場では、毎年慰霊式が行われていますが、長谷川社長は、新型コロナウイルスの終息が見通せないとして、ことしの式典は、中止にすると発表しました。

【JR西日本・長谷川一明社長】
「今回は誠に異例のこととして、4月25日の慰霊式は執り行わない。お集まり頂いて慰霊式を執り行える環境ではないと判断」

ただ、現場マンションの一部を保存した「祈りの杜」は開場され、午前中は遺族や負傷者の来場に限るということです。

また宝塚歌劇は、3月26日までとしていた公演の中止を4月末まで延長すると発表。

全国で感染者が増えていることや兵庫県の井戸知事が不要不急の外出を控えるよう発言したことなどを受け、休演の延長を決めたということです。

【スタッフ】
「基本10万円です。要件にあてはまれば20万円にもなります」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が減っている人に対する緊急の貸付制度も始まっています。

厚生労働省は、収入が減った人の救済措置として緊急で貸付を行うことを決め、各市町村の社会福祉協議会で25日から受け付けを行っています。

介護が必要な高齢者や休校中の子供がいるなどの条件を満たせば、所得に関係なく最大で20万円を無利子で借りることができ、申し込みから5営業日で指定の銀行口座に振り込まれるということです。

【尼崎市社会福祉協議会 松村総一郎事務局次長】
「スピード感を持って貸付が出来るのが一番大きな点だと思うので今までどおりの生活ができるように我々も支援していきたい」

申し込みは7月末まで受け付ける予定です。