J3ロアッソ熊本は14日、県民総合運動公園サッカー場で初練習を行い、新たなシーズンに入った。今季から指揮を執る大木武監督や、新加入の10人を含む全26選手が参加。昨季果たせなかったJ2復帰に向け、初日から3時間半のハードなメニューをこなした。

 冷たい雨の降る中、集まったサポーターに練習前、昨季主将のDF鈴木翔登が「1年間熱い応援をお願いします」とあいさつ。和やかな雰囲気のままウオーミングアップが終わると一転、素早いパス回しからのサイド攻撃など実戦的な練習を繰り返した。指揮官は「もっとテンポを上げて」などと声を飛ばした。

 練習後、大木監督は「選手は意欲的でとても良かった。やりたい戦術を落とし込んでいく」と手応えを感じた様子。チーム最年長となるGK山本海人は「3時間以上の練習は久しぶりだったが、頭と体の両方を使ったので長い気はしなかった」と充実感をにじませ、「最終節が終わった時に笑えるよう、1年を通して戦える体作りをしていく」と表情を引き締めた。

 今季のJ3はJFLから昇格した今治が加わり、昨季より一つ多い19チームで争う。熊本は20日から県民総合運動公園内でキャンプを行い、3月8日のG大阪U−23との開幕戦に備える。(河北英之)