八代市北の丸町の松井神社にある熊本県指定天然記念物「臥龍梅[がりょうばい]」が見頃を迎えた。暖冬のため例年より約1週間早く開花。気品漂う白い花が七分咲きとなっており、2月いっぱいは楽しめそう。

 江戸初期の八代城主・細川忠興が優れた人材の輩出を願って植えたとされ、樹齢約400年。近年は樹勢の衰えが心配されている。同神社は昨年、水はけや日当たりを改善するために周囲の生け垣を伐採するなどした。

 15日は穏やかな陽気の中、メジロが花の蜜をついばむ姿も見られた。多くの通行人や参拝客が木の前で足を止め、写真に収めていた。同神社の松井葵之宮司(73)は「八代の春の象徴として楽しみにしている市民も多い。樹木医と話しながら樹勢の回復を見守りたい」と話している。(益田大也)