熊本県大津町が熊本地震の被災者向けに整備した災害公営住宅(復興住宅)「町民グラウンド団地」が完成し、20日に同町大津の現地で鍵の引き渡し式があった。これで町が計画した復興住宅は全4団地74戸の整備が完了した。

 2704平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート3階建て(延べ床面積1750平方メートル)を建設。1〜3LDKの計27戸があり、24世帯48人が入居する。敷地内に木造平屋の集会所(同69平方メートル)や、27台分の駐車場も設けた。総事業費は7億1837万円。

 引き渡し式には入居者ら約50人が出席し、家入勲町長が「団地の完成は復興の証しの一つ。地域一丸で元気な団地にしてほしい」とあいさつ。町内の仮設団地から入居する清水末勝さん(71)は「住まいが確保できて一安心。建設に携わった方々に感謝したい」と話した。(丁将広)