熊本県菊池市隈府の菊池女子高の生徒らが、新型コロナウイルス対策に使ってほしいと、地域のお年寄りらに配るマスクを手作りしている。生徒は「自分で調達できない人たちを助けたい」とミシンの音を響かせる。

 17日は校舎の一室に生徒と卒業生、教員の有志計8人が集合。各自マスク姿で、1メートル以上の距離を置いた感染対策の下、学校にあった古布を裁断。周囲を縫った後、丁寧にゴムひもを付け、次々とマスクをこしらえていた。

 同高はこれまでに、備蓄していた約4千枚の市販マスクを持病のある地域住民らに配布した。その後もマスクが店頭には並ばず、自ら調達できない人たちのためにマスクを作ることにした。配布先は今後、検討する。

 1年の迫萌郁さんは「お世話になっている地域のために役に立ちたい」とミシンに向かっていた。(植木泰士)