熊本電波高専と八代高専が再編統合し、節目の10年を迎えた熊本高専(荒木啓二郎校長)の八代、合志両市のキャンパスで23日、卒業式・修了式があり、本科卒業生と専攻科修了生合わせて298人が巣立った。

 式は2014年度から、熊本市の県立劇場で合同で実施し、例年千数百人が参加。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、両キャンパスでの分散開催とした。

 熊本キャンパスではスーツやはかま姿の卒業生と修了生、教職員、保護者ら計約500人が参加した。証書の受け取りを代表2人に絞って時間を短縮。荒木校長が「新たなことに果敢に挑戦してほしい」と激励した。

 熊本キャンパス5年の福島拓海さん(20)は「一度きりの思い出が中止にならず良かった」。八代キャンパス5年の塩谷彩乃さん(20)は「授業や部活で慣れ親しんだ体育館で式ができてうれしい」と喜んでいた。

 卒業生らには、八代キャンパス1年の山下和花さんがデザインした10周年記念タオルが贈られた。

 熊本高専は09年10月開校。計2098人が卒業・修了した。(木村恭士、元村彩)