地域限定型のIC乗車券「くまモンのICカード」の累計発行枚数が2月時点で25万枚を突破した。昨年開かれた女子ハンドボール世界選手権を記念した限定カードの発行効果などで昨年3月末より18%増加した。

 同カードは熊本県内のバス事業者などが2015年4月に運用をスタート。運賃支払いの際や加盟店での買い物でポイントがたまる。

 累計発行枚数は18年度中に当初5年間の目標に掲げた20万枚をクリア。2月初めに25万枚に達した。

 一方、加盟店数は2月下旬時点で834。熊本市の大型商業施設「サクラマチ クマモト」の開業や、消費税の増税に伴いキャッシュレス決済のポイント還元制度が導入されたこともあり、昨年3月末より58%増と大きく伸びた。月内に千店を超える見込みだ。

 カードを運営する肥銀カード(熊本市)は当面の目標として累計発行枚数30万枚、加盟店数2千店を挙げる。3月発行分のカードから熊本の街をバスや電車が走るデザインに一新。4〜8月のポイント付与数を通常より増やすなどして、利用の多い熊本都市圏以外での浸透を図りたい考えだ。(中原功一朗)