熊本市動植物園は25日、今月末に予定していたライオンの子ども2頭の九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分県宇佐市)への譲渡を5月に延期すると発表した。

 動植物園は、飼育スペースが手狭などの理由から、昨年5月に生まれた3頭のうち、雄レオと雌ココの譲渡を決めていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止で休園が続いていることを受け、同公園から「成長を見守ってきた来園者にお別れの機会をつくってほしい」と延期の申し出があったという。

 2頭が1歳となる5月中をめどに譲渡する予定。戸澤角充園長は「ありがたい申し出。営業再開後、感染防止に万全を期して2頭を見てもらいたい」と話している。(山口尚久)