温暖な気候を生かして早期米の栽培が盛んな熊本県の天草地方で、田植えが始まっている。25日、天草市河浦町では田植え機が水を張った水田を行き来し、鮮やかな緑の早苗の列をつくった。

 同市農業振興課によると、市の2019年産米の作付面積は1261ヘクタールで、そのうち早期米は75%。20年はやや減る見込み。

 この日、同町の農業、倉田晋一さん(63)の田んぼでは、長男晋幸さん(30)が、15センチほどに伸びた早生品種「つきあかり」を50アールに植え込んだ。

 田植えは4月中旬まで続き、収穫は早いところで7月20日ごろ始まる。晋幸さんは「今後の高い気温を見込み、1週間ほど田植えを遅らせた。おいしい米を作ります」と笑顔を見せた。(谷川剛)