熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町で進む県道熊本高森線の4車線化事業で、一部区間で県道南側の拡幅工事が完了し、自転車歩行者道が27日に開通する。事業主体の県が26日、開通区間に隣接する住民らに報告した。

 広崎地区の約190メートルと、安永地区の約80メートルの区間。これまでは自転車歩行者道はなかったが、完成した幅員は約5・5メートル。車道側に自転車道を設け、植樹帯をはさんだ外側が歩道になっている。昨年1月、両地区で工事に先行着手していた。

 これまでに6地区(計1142メートル)で着工していて、今後も工事が完了した区間から順次開通させる。

 4車線化は熊本市との境界から町中心部までの約3・5キロの区間で、幅員をこれまでの10メートルから27メートルに広げる計画。2025年度に完成予定で総事業費は135億円。用地買収の進捗率は2月末現在で75・2%。(立石真一)