大ぶりで、あくの少なさと甘さが特徴のナス「ヒゴムラサキ」の入荷が増えている。熊本市西区の熊青西九州青果では、週に例年並みの約1・4トンを扱う。11月末まで入荷が続く見込み。卸値はやや高めで推移している。

 熊本は全国2位のナス生産地で、県民は大きいナスを好む傾向があるという。「ひご野菜」の一つ「熊本赤なす」を品種改良してできたヒゴムラサキは、一般的なナスの3倍以上も大きくて重い。高森町を中心に、ハウスと露地の両方で栽培されている。

 「色が濃くてハリと艶があり、とげがより鋭くとがっているものが新鮮」と同社野菜1部の戸田健輔課長。あくがないため生でも食べられるが、焼きナスや天ぷらがお薦めという。

 同市中央区のマルショク保田窪店では1本198円(税別)で販売している。(東有咲)