復興願い、郷土で個展 彫刻家の片山博詞さん

復興願い、郷土で個展 彫刻家の片山博詞さん


 熊本市出身の彫刻家片山博詞さん(54)=福岡市=が11日から、熊本市南区の特別養護老人ホーム天寿園で、熊本地震からの復興を祈念した個展を開く。触れられる人物彫刻を手がける片山さんは「触って何かを感じてほしい」と話している。10月28日まで。無料で誰でも鑑賞できる。

 片山さんは旧植木町生まれ。美術教師で、結婚を機に福岡市に移り住み、現在は中学校長を務める。日展会員。熊本では初の本格的個展で、主に繊維強化プラスチック(FRP)を素材にした頭像や全身像など約70点を展示する。

 高さ約2メートルの大作「平安で満たし給え」は、面長の聖母が希望を象徴するリンゴを手に、球体の大地に立つ。地震からの復興を願って昨年作った。福岡県直方市の直方駅前に置かれた元大関魁皇の銅像の原型も並ぶ。

 作品に触れられるようにしたのは、29歳から13年間に及ぶC型肝炎の闘病体験がきっかけ。「視覚だけでなく感じられるもの、誰かとつながるものを探求したい」と考えるようになったという。「見たり触れたりして、作品との対話を楽しんでもらえたら」と言う。趣旨に賛同した天寿園が会場を用意。展示場所はロビーや通路などだ。

 初日の11日と9月9日にギャラリートーク、8月11日と26日に粘土制作のワークショップ(申し込み必要)を催す。天寿園TEL096(223)0533。(中原功一朗)

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