人気も「黄泉がえり」 11年ぶり増刷 本紙夕刊に続編連載中

人気も「黄泉がえり」 11年ぶり増刷 本紙夕刊に続編連載中

 熊本市在住のSF作家梶尾真治さん(69)が熊日夕刊で連載中の小説「黄泉[よみ]がえりagain[アゲイン]」の前作「黄泉がえり」の文庫本が11年ぶりに増刷され、売れ行きを伸ばしている。熊本市の書店では「人気もよみがえった」と驚いている。

 前作は1999年から約1年間、熊日夕刊に連載。2000年に単行本、02年に文庫化された。死者が生き返るストーリーは全国で注目を集め、合わせて約55万部を売り上げた。03年には映画化もされた。

 版元の新潮社(東京)によると、07年以降は増刷せず、品切れとなっていた。今年7月に続編「アゲイン」の新聞連載が始まると、熊本市内の書店から在庫の問い合わせが相次ぎ、3千部の増刷を決めた。新潮社の前作担当者、新井久幸さん(47)は「とても感慨深い。熊本の人にとって黄泉がえりは特別なんでしょう」と話す。

 同市中央区の金龍堂まるぶん店では、入り口付近に「黄泉がえり」コーナーを設けた。「連載が始まってから、前作を求めるお客さまが増えた。順調に売れており、こんな本は珍しい」と荒川俊介店長(44)。

 梶尾さんは「とてもうれしい。登場人物や設定がつながっているので、前作を読むとより連載も楽しめます」と話している。新潮文庫「黄泉がえり」は679円。(飛松佐和子)

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

熊本日日新聞の他の記事もみる

九州/沖縄の主要なニュース

熊本のニュースランキング

ランキングの続きを見る

地域の新着ニュース

新着ニュース一覧へ

人気記事ランキング

ランキングの続きを見る

東京の新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

地域のニュースを見る

地域を選択してください

戻る都道府県を選択してください

記事検索