「奄美を描く美術展」 高山さん(必由館高教諭)が2度目の大賞

「奄美を描く美術展」 高山さん(必由館高教諭)が2度目の大賞

 鹿児島県奄美市の田中一村記念美術館で開かれている「第16回奄美を描く美術展」で、必由館高教諭で画家の高山法雄さん(51)=熊本市=の水彩「台風のあと」がグランプリの大賞に選ばれた。高山さんの大賞受賞は10年前に続き2度目。

 美術展は、奄美の自然や文化をテーマに、8〜15号の平面作品を全国公募。今回は92点が寄せられた。

 高山さんの受賞作品は、台風襲来の後、強風でなぎ倒された草むらを背景に大島紬[つむぎ]の糸を泥染めする職人の男性を描いた。「画面から人物の凜[りん]とした生き方が伝わる。構図の面白みと高い表現力で、自然や空気感、風を感じさせる」と評価された。同美術館によると、2度の大賞受賞は初という。

 高山さんは十数年前に奄美大島に旅行したのを機に毎年訪れ、泥染め職人やその工房などを描いて公募展に出品している。今年は、第5回青木繁記念大賞西日本美術展でも奄美大島を題材にした作品が奨励賞を受賞した。

 高山さんは「今回はすごみを感じるほどの職人の生きざまを描きたかった。疲弊する地方の現状が気になる。足元の負の側面も描きたい」と話している。奄美を描く美術展は19日まで。(中原功一朗)

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