クルーズ客ターゲット 八代と天草間に高速船、8月から実証事業

 九州運輸局は12日、八代と天草を結ぶ海上観光ルートの開発に向けた実証事業を始めると発表した。八代港へのクルーズ船の寄港に合わせ、地元船会社のシークルーズ(上天草市)が8〜11月に計8日間、八代−松島港間で高速旅客船を運航する。

 外国人観光客の地域での周遊を促す狙い。高速船は59人乗りで1日1往復する。両港間は陸路では片道約90分かかるが、高速船だと約30分で結ばれる。

 運賃は片道千円。イルカウオッチングやシーカヤックなどの体験型観光を盛り込んだ旅行商品も売り込む。実証事業の結果を踏まえ、定期航路の開設を目指す。

 八代港へのクルーズ船の寄港は、2016年の12回から17年は66回へ急増した。20年には22万トン級の大型クルーズ船が寄港できる専用岸壁が完成予定で、寄港は年間100〜200回に増えると見込まれる。

 天草市の崎津集落の世界文化遺産登録もにらみ、国や県、地元自治体、地域団体が連携し、海の観光ルートの開発に乗り出した。

 不定期航路は、海上運送法で年間3日以内に制限されているが、実証事業の期間中は規制緩和される。(小林義人)

(2018年6月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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