メルセデス・ベンツ「Gクラス」に憧れるけど手が届かない。そんな人には、スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」をベースにカスタマイズする方法があります。街中で見たら二度見するほど激似なダムドのlittle G.と本家Gクラスの似て非なるデザインの特徴とは、どのような部分でしょうか。

本家Gクラスとlittle G.の似て非なる部分とは

 2019年1月に開催されたカスタム&チューニングの祭典「東京オートサロン2019」で、スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」をメルセデス・ベンツ「Gクラス」風にカスタマイズしたダムドの「little G.」。実物は、どれほど似ているのでしょうか

 1979年に誕生したGクラスは、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレインや装備を追加しながら進化を続けてきました。

 2018年6月のフルモデルチェンジでは、伝統を継承しながら、最新技術を投入することで、オンロードでもオフロードでも最適なパフォーマンスを発揮できる究極のオフローダーとして進化しています。

 Gクラスのボディサイズは、全長4660mm×全幅1980mm×全高1970mm。スクエア状のスタイリングのため、フルサイズSUVほどの迫力がありますが、全長はトヨタ「RAV4」や日産「エクストレイル」などの国産ミドルSUVと同等です。

 また、Gクラスはサイドステップが特徴的ですが、これは本格SUVならではの乗り降りのしづらさをカバーするために装備されています。

 一方のlittle G.は、個性ある現行ジムニー/ジムニーシエラをより際立たせるパーツキットを装着したモデルです。

 このlittle G.は、細部までこだわりぬいたパーツによって、本家Gクラスのスモール版ともいえる「ベビーG」のスタイルを再現。東京オートサロン2019では、初披露された際には大きな話題となりました。

 展開されるパーツ(ジムニーシエラの場合)は、フロントグリル、フロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー&アルミステップ、スペアタイヤカバー、サイドモール、専用シートカバー、G15エンブレム、専用の16インチアルミホイール(シルバー/ブラック)となっています。

 Gクラスの特徴を捉えたパーツ構成になっているうえに、サイドモールはゴムにステンレスを組み合わせ両端は樹脂成型で作った部品(エンドキャップ)を取り付けるなど細部までこだわっています。

 実際に、じっくり両車を見比べると基本的な部分は似ていますが、ウインカーの位置やフロントグリルの形状は異なっています。

 それでも、Gクラス風に仕上がるポイントとは、どのような部分なのでしょうか。ダムドの担当者は、次のように話します。

「グリル&ヘッドライトまわりやバンパーといったフロント部分のデザインが重要です。ジムニーシエラ用はオーバーフェンダーを組み合わせますが、純正のオーバーフェンダーに比べてlittle G.は厚みを抑え、平べったくて角ばった形状としています。また、サイドモールもGクラスっぽく見せるには欠かせません。

 よく見るとGクラスとは違う形状ですが、ベース車両であるジムニーのデザインに溶け込むように作っているために違和感がないと感じてもらえるのではないでしょうか」

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 このlittle G.はトータルで400台分以上を販売し、なかには海外からの購入希望も多々あるといいます。