スバルが北米で販売する3列シートSUV「アセント」の2021年モデルが登場しました。新型アセントは、安全性能が向上しました。

スバルの3列シートSUV「アセント」の2021年モデル登場

 北米スバルは、3列シートSUV「アセント」の2021年モデルを発表しました。最新のアセントは、どのようなところが進化したのでしょうか。

 新型アセントは安全性能が向上。「アイサイト ドライバーアシスト」に、レーンセンタリングとレーンキープアシストを備えた、高度なアダプティブクルーズコントロールが追加されました。

2021年モデルでは、標準装備の「アイサイト・ドライバー・アシスト・テクノロジー」に、アドバンスド・アダプティブ・クルーズ・コントロール(AACC)とレーンセンタリング、レーンキープアシストが追加されています。

 アイサイトのカメラが、車線表示や先行車を識別。レーンセンタリングがAACCと連動し、走行車線内の中央を走行することを支援します。また、AACCをオフにすると、レーンキープアシストが自動的に作動し、車線逸脱を防止するというものです。

 さらに、「ベース」と「プレミアム」グレードには、夜間走行時の視認性を向上させる「ステアリング連動LEDヘッドライト(ロービームおよびハイビーム)」を採用しています。

 ステアリングレスポンシブヘッドライトシステムは、カーブの多い道路では進行方向に向けてヘッドライトビームを照射します。

 また、2列目および3列目のシートベルトリマインダーは、車両が停止した状態から加速する際に、後部座席に座っている乗員を検知し、シートベルトを締めていない場合には、音と表示で警告します。

 アセント 2021年モデルの価格は、3万2295ドルから4万5445ドル、日本円で約346万円から約487万円です。

日本にはないアセントって、どんなクルマ?

 アセントのボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×1819mmと、スバル史上最大のSUVで、ファミリー層をターゲットとし、2018年に北米市場に投入されました。

 乗車人数は、2列目シートを2人掛けのキャプテンシートとした7人乗車と、2列シートが3人掛けのベンチシートとした8人乗車のふたつのタイプを用意。2列目シートのキャプテンシートは、スバルとして初めて採用されました。

 搭載されるエンジンは2.4リッター4気筒水平対向直噴ターボエンジンで、小排気量ながら3.5リッターエンジンと同等のスムーズな加速性能を実現。

 最高5000ポンドのトーイング性能により、キャンピングカーやボートのけん引もでき、アクティブな使い方にも対応可能です。

 なお、トランスミッションは、リニアトロニックCVT(8速MTモードのパドルシフト付き)です。

 アセントは「スバルグローバルプラットフォーム」を採用することにより、車体剛性が向上。スムーズで気持ちの良い走行性能が楽しめます。

 さらに、アクティブトルクベクタリングを採用し、優れた旋回性能と危険回避性能を実現しています。

 駆動方式は、「シンメトリカルAWD」を採用し、雪道や泥道などの悪路から、濡れた道、高速道路といったさまざまな路面状況で、安定感のある走りを可能としました。

 さらに、滑りやすい路面などにおいて、エンジン、トランスミッション、ブレーキなどを最適に統合制御して、悪路走破性を高める「X-MODE(エックスモード)」を採用。下り坂で低速を維持する「ヒルディセントコントロール制御」も設定しています。

 2019年の1年間でアセントは8万1958台が販売されました。北米で販売されるスバル車では、「アウトバック」、「フォレスター」、「クロストレック(日本名:XV)」に次ぐ、4位の販売実績を誇っています。

 日本では、ミニバンのかわりとして3列シートSUVの人気が高まっており、アセントが国内で販売されれば需要がありそうですが、現時点では日本導入の予定はないとされています。