ジープブランドとして日本に初めて導入されるプラグインハイブリッド車「レネゲード4xe」の販売価格が発表された。2020年9月のレネゲードの販売台数は600台とブランドとして好調な数をマークしているが、レネゲード4xeの導入でさらに販売台数が増えそうな予感だ。

SUVだからこそ、環境への配慮が求められる時代になった

 FCAジャパンは、ジープのコンパクトSUV「レネゲード」に、日本に導入するジープとしては初めてプラグインハイブリッド車「レネゲード4xe(フォー・バイ・イー)を設定し、2020年11月28日(土)より販売を開始する。

 日本に導入されるブランド初のプラグインハイブリッド車「レネゲード4xe」はジープ史上最高の燃費効率を達成しながら、ジープの名にふさわしい悪路走破性も高めたモデルだ。

 レネゲード4xeは、1.3リッター直列4気筒エンジンと電気モーター2基、6速オートマチックトランスミッション、リチウムイオンバッテリーからなるプラグインハイブリッドシステムを搭載している。

 リチウムイオンバッテリーは、家庭用200V充電器や公共の充電設備などの外部電源から充電でき、モーターのみで最長48kmの走行が可能。バッテリーの電気を使い切った後は、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車として機能するため、長距離移動にも安心だ。

 レネゲード4xeのハイブリッドシステムは、1.3リッター・ガソリンエンジンにより前輪を駆動、リアの独立したモーター(定格出力60ps、最大トルク250Nm)が状況に応じて後輪を駆動する。

 電気駆動システムはトルクを増大させる上、きわめて高い精度で制御が可能であることから、あらゆる路面での4×4性能がいちだんと高められており、困難なオフロード走行にも対応できるとう利点がある。

 また本格的にオフロード走行をおこなう場合は、パワーループを採用した電気モーター2基によりeAWDトラクションが常に確保されるため、きわめて困難な道も走破することが可能だ。

 フロントモーターは、減速時およびアクセルオフ時には路面からの運動エネルギーを回収し、電気に変換してバッテリーに蓄える回生ブレーキとして機能し、アクセルオフでの減速の強さは2段階で調整できる。

 ハイブリッドシステムの作動状況は3つのモードから選ぶようになっている。「HYBRID(ハイブリッド)」モードは、走行状況に応じて自動的にエンジンとモーターをもっとも効率の良い状態で使い分ける。

「ELECTRIC(エレクトリック)」モードでは、モーターを最大限に活用し、最長48kmまでのEV走行が可能。ちなみにEV状態での最高速度は130km/hだ。

「E-SAVE(イーセーブ)」モードは、バッテリーの消費を抑えるためにエンジンを活用して走行をおこなうモードとなる。

 改良型セレクテレイン回転スイッチ(4WD Lock、4WD Low、ヒルディセントコントロールの3つのeAWDモード付)も装備している。この回転スイッチはドライブモード(AUTO、SNOW、MUD & SAND、ROCK)を切り替えるものだが、レネゲード4xe専用モードとして、スロットルレスポンスとステアリングをシャープにする「SPORTモード」が新たに追加されている。

 日本に導入されるレネゲード4xeは、「リミテッド4xe」と「トレイルホーク4xe」の2モデルが用意されている。パワートレインの構成は同じだが、エンジンチューニングの違いによりシステム全体の最高出力はリミテッド4xeが191ps、トレイルホーク4xeは239psとなる。

 一方、燃費性能は前者が17.3km/L、後者は16.0km/L(WLTCモード)だ。

 車両価格(消費税込)は、リミテッド4xeが498万円、トレイルホーク4xeが503万円となる。