トヨタは2020年12月1日に、「プリウスα」を含む自社ラインナップ5車種を生産終了すると発表しました。生産終了に至った車種は、それぞれどんなクルマだったのでしょうか。

トヨタ国内ラインナップの車種整理は今後も続く?

 トヨタは2020年12月1日に、「プリウスα」を含む自社ラインナップ5車種を生産終了すると発表しました。プリウスαは一代限り、10年間の生産をもって生産終了となります。

 今回生産終了が発表されたのは、「ポルテ」、「スペイド」、「プレミオ」、「アリオン」、そして「プリウスα」の5車種です。

 ポルテ/スペイドとプレミオ/アリオンはそれぞれ姉妹車の関係にあるモデルで、ポルテ/スペイドは2020年12月上旬に、そしてプレミオ/アリオンとプリウスαは2021年3月末に生産終了となります。

 ポルテは初代モデルが2004年に誕生。運転席側はヒンジドア1枚、助手席側は大開口電動スライドドア1枚というユニークなボディが採用されました。2012年にフルモデルチェンジし、兄弟車としてスペイドが新たに登場。運転席側ドアを前後2枚とし、使い勝手が向上しました。

 5ナンバーセダンのプレミオ/アリオンは初代モデルが2001年に登場。その後2007年にフルモデルチェンジして2回のマイナーチェンジを受けましたが、2021年3月末で20年の歴史に幕を下ろすことになりました。

 そしてプリウスαは、世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」初の派生車として2011年に登場。

 3代目プリウスをベースに居住空間と荷室空間を拡大。2列・5人乗り仕様のほかにプリウスシリーズとして初の3列・7人乗り仕様が設定されていたことが特徴でした。

 また、トヨタのハイブリッド量産車で初めてリチウムイオン電池が採用された(7人乗り仕様)ほか、トヨタ初となる開放感あふれる大型の樹脂パノラマルーフも設定されています。

 しかし、ベースのプリウスが2015年にフルモデルチェンジしたのに対し、プリウスαはマイナーチェンジと一部改良しか受けてきておらず、発売から10年が経過する2021年をもって生産終了となりました。

 トヨタの販売店に話を聞くと、直接の後継車ではないものの、例えばプリウスαを見に来た検討客には「カローラツーリング」のハイブリッド仕様をおすすめするなどの対応をしていると話します。

 販売店スタッフは「車種整理をおこなうトヨタの方針もあり、生産終了に至ったのだと思います。今後、ほかにも車種整理される車種が出てくることも考えられます」とコメント。

「アルファード/ヴェルファイア」、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」といった姉妹車同士の車種がまだ残っていることから、今後も車種整理される車種が出てくるかもしれません。

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 前述のとおりプリウスαはプリウスシリーズ初の7人乗り仕様が設定されたクルマでしたが、世界初のハイブリッドミニバンとして登場したクルマは2001年に発売されたトヨタ「エスティマハイブリッド」になります。

 エスティマハイブリッドは2001年に2代目「エスティマ」をベースに登場。

 ハイブリッドシステム「THS-C」に電気式4WDシステム「E-Four」が組み合わされ、10・15モード燃費は18.6km/L(マイナーチェンジ後モデル)を記録するなど、「ミニバンは燃費が悪い」というユーザーのイメージを覆しました。

 2006年に発売された3代目エスティマにもハイブリッド仕様が設定されましたが、2019年にはエスティマ自体が販売終了しています。

 それではここでクイズです。ミニバンで初めてハイブリッド仕様が搭載されたクルマはエスティマですが、軽自動車で初めてハイブリッド仕様が設定されたクルマは次のうちどれでしょうか。

【1】スズキ「ツイン」

【2】ダイハツ「ソニカ」

【3】三菱「アイ」

【4】ホンダ「Z」

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 正解は【1】のスズキ「ツイン」です。

 ツインは、2003年に発売された2人乗り軽自動車で、軽自動車規格を大きく下回る全長2735mmという、極めてコンパクトなボディが特徴でした。

 660ccガソリン仕様に加えて、市販軽四輪車初となる660ccガソリン+モーターのハイブリッド仕様を設定。ハイブリッド仕様は10・15モード燃費34km/Lという低燃費を実現していました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定