2020年10月16日にプロトタイプを世界初公開していたアキュラの新型「MDX」。同年12月8日には市販モデルとなる2022年モデルが正式に発表されます。

正式発表迫る! 新型3列SUV「MDX」とは

 ホンダが海外で展開する高級ブランドのアキュラは2020年12月8日(現地時間)に、3列シートSUVの「MDX(2022年モデル)」を正式発表することを明かしました。
 
 今回のフルモデルチェンジにより、MDXは4代目へと進化します。すでに、プロトタイプは公開されていますが、新たにお披露目される市販モデルはどのような進化を遂げるのでしょうか。

 アキュラ史上もっとも高級な新型MDXは、パフォーマンスに重点を置いて開発。先代よりもデザイン・性能が大幅に刷新されました。

 すでに公開されているプロトタイプで披露されたスタイリング、パフォーマンス、テクノロジーを市販モデルに落とし込んだモデルです。

 プロトタイプの外観デザインは、直立したグリルと長いボンネットが、力強さと存在感を表現。ワイドグリルでダイナミックなデザインに変更されていました。

 なお、新型MDXではアキュラの次世代デザインが盛り込まれており、立体的なダイヤモンドペンタゴングリルをはじめ、ジュエルアイLEDヘッドライト、アキュラのレースカー「ARX-05」にインスパイアされたLEDデイタイムランニングライトなどが採用されるようです。

 新型MDXでは、ホイールベースが約3インチ(約7.62センチ)延長され、乗り心地の向上と3列すべての座席空間、荷室などが拡大されて多目的に使用できるようになりました。

 内装は、メタリックフレークを吹き込んだオープンポアウッドやポリッシュアルミニウム、ソフトな手触りのミラノレザーなど上質に仕上げているほか、12.3インチのドライバーズメーター「オールデジタル・プレシジョン・コックピット」を採用しています。

 インパネとハンドルには、エレガントなエボニーレザーとライトオーキッドレザーを組み合わせ、フレンチステッチが入れられています。

 シートにはスポーティな形状でパーフォレーション加工が施され、曲線的なキルティングやハイコントラストのステッチとパイピングを採用し、彫刻のようなデザインとしました。

 運転席と助手席は16ウェイパワーアジャストメントが備わるとともに、9つのモードを備えたマッサージ機能も搭載。

 パワートレインは、標準仕様は3.5リッターV型6気筒エンジン(10速AT)、タイプSは3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載。キュラ初のハイパフォーマンスモデルとなる「タイプS」のターボエンジンは、アキュラ史上最高の355馬力を発生します。

 また、プラットフォームは、ハンドリング性能や乗り心地、キャビンの静粛性などを追求した、新しいライトトラックプラットフォームを採用しました。

 足回りでは、MDX初のダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを採用したパフォーマンス重視の新しいシャシにより、シャープでスポーティなハンドリング性能とロードホールディング性、乗り心地の向上を実現。

 さらに、左右輪のみならず前後輪の駆動力配分までをおこなう駆動制御システム「SH-AWD」を搭載します。

 新型MDXの発売は、北米市場で2021年初頭を予定。高性能な「タイプS」の登場は2021年夏頃の予定です。