長年新車市場で人気の高いカテゴリの軽自動車。ユーザーが感じる最大の魅力とはいったい何でしょうか。

いまの軽自動車にユーザーが求めることとは

 日本独自の規格である軽自動車ですが、国内新車市場における販売比率も高水準が続いており、2020年の比率を見ても37.4%が軽自動車という結果となっています。

 新型車も続々と登場して軽自動車市場は盛り上がりを見せ続けていますが、近年のユーザーは軽自動車のどんなところに魅力を感じているのでしょうか。

 今回、くるまのニュースでは2021年1月18日から21日にかけて、SNS上でアンケートを実施。SNSユーザーの生の声を調査しました。

 まず、SNSユーザーに向けて「いまあなたは軽自動車を所有していますか?」という質問をしたところ51.9%が「所有している」と回答し、多くの人々に軽自動車が親しまれていることがわかります。

 次に、「あなたが考える、軽自動車最大のメリット・魅力は何ですか?」と聞いたところ、「維持費の安さ」と55.6%の人が回答し、「運転のしやすさ(取り回しのしやすさ)」という回答が33.3%で続くという結果となりました。

 また自由記述での回答として「小さいボディのなかに凝縮された機能性とアイデア、メカニズム」を挙げた人もいるという状況です。

 実際に軽自動車と登録車で維持費を比較すると、一例として毎年発生する軽自動車税と自動車税では、軽自動車税の1万800円に対し、登録車では排気量1リッター以下でも2万5000円、国産コンパクトカーのなかで多くの車種が当てはまる排気量1リッター超・1.5リッター以下の場合は3万500円かかります。そのほかにかかる維持費を見ても軽自動車の方が安価な傾向です。

 軽自動車は近年車両価格の高価格化が進んでいるといわれていますが、維持費の安さはいまだ軽自動車の大きなメリットといえるでしょう。

 アンケートでは最後に、「近年登場している軽自動車に関しての不満点や、『ここをこうして欲しい』など、あなたの要望を教えてください」と聞いたところ、ユーザーから寄せられた意見としては軽自動車規格の拡大に関する意見、車両価格に関する意見、そして軽スポーツモデルを望む意見などがありました。

 軽自動車規格の拡大に関しては、「パワー規制は仕方のないところですが、安全性の向上のためにあと5センチでも長さと幅を広げてくれるとありがたいです」「排気量、車体の大きさも含めて規格を考え直してもいいのではと思っています」という声が寄せられています。

 また前述のとおり近年は軽自動車が高価格化しているという声も多いですが、今回のアンケートでも実際に「無用な機能を標準装備にして、車両価格を吊り上げているという印象がある」「これ以上機能はいらないから価格を安くしてほしい」という回答がありました。

 そして「実用車だけではなく、趣味性の強いクルマもお願いしたいです」「スズキ『カプチーノ』やマツダ『AZ-1』に続くモデルが欲しい」という回答も寄せられています。

 2021年も人気が続くと予想される軽自動車の最新動向から目が離せません。