日産のメキシコ法人が発表した新型「マーチ」は、日本仕様のマーチとは大きく異なるスタイリッシュなフロントフェイスが特徴ですが、ほかにも違いがあります。どんな違いがあるのでしょうか。

メキシコ仕様と日本仕様、カラフルなのはどっち?

 日産のメキシコ法人が2021年3月に発売する新型「マーチ」は、日本仕様のマーチとフロントフェイスが違うという特徴がありますが、ほかにも違いがあるといいます。いったい、どのような違いがあるのでしょうか。

 メキシコ仕様の新型マーチはフロントフェイスに大型化したVモーショングリル(日産車の共通デザイン)を採用。ツリ目のヘッドライトとも相まって、同社の2代目「ノート」(2016年マイチェン仕様)とも関連性を感じるデザインとなっています。

 一方、日本仕様のマーチは丸形に近いデザインのヘッドライトで、Vモーショングリルも控えめです。

 なお、くるまのニュースが2021年2月22日から26日にかけてSNS上でおこなったアンケート調査では、メキシコ仕様と日本仕様でどちらのマーチの見た目が好みなのかを聞いたところ、メキシコ仕様の新型マーチが好みと答えたユーザーは74.4%にのぼっています。

 ボディカラーは、メキシコ仕様の新型マーチはモノトーンカラー8色に加えブラックルーフと組み合わされるツートーンカラー3パターンが用意されていますが、日本仕様のマーチはモノトーンカラー11色を設定。

 メキシコ仕様では8色中4色が有彩色となっているものの、日本仕様では11色中8色が有彩色で、ボディカラーのラインナップがよりカラフルなのは日本のマーチといえます。

 内装を見てみると、メキシコ仕様の新型マーチはインパネも刷新されており、新たに6.7インチタッチスクリーンを設置。AndroidAutoやApple Carplayといったスマートフォン連携機能も用意されています。

 またスポーティなD型ステアリングが採用されていることも、日本仕様との違いです。

 搭載されるパワートレインも異なり、メキシコ仕様の新型マーチは最高出力106馬力を発揮する1.6リッターエンジンに4速ATと5速MTが組み合わされるのに対し、日本仕様のマーチは最高出力79馬力を発揮する1.2リッターエンジンにCVTの組み合わせとなります。

 ちなみに日本仕様のマーチはタイで生産されているのに対し、メキシコ仕様の新型マーチは現地で生産されており、日産メキシコ法人によるとマーチはセグメントシェア40%以上を誇る人気車種だといいます。

 同じマーチといえども、海外で独自の進化を遂げているといえるでしょう。

 それではここでクイズです。

 マーチは欧州ではまた異なった進化を遂げており、ボディそのものが異なるほか車名も別になっています。

 欧州仕様のマーチの現地名はいったい何でしょうか。

【1】パオ

【2】エスカルゴ

【3】マーチボックス

【4】マイクラ

※ ※ ※

 正解は【4】の「マイクラ」です。

 マイクラはもともと欧州を中心に展開されていたマーチの海外名で、2017年までは欧州でも日本仕様と同じ現行マーチ(K13型)がマイクラとして販売されていましたが、現在欧州で販売されているのはフルモデルチェンジを受けたK14型マイクラです。

 ちなみに、K14型マイクラは2018年に南アフリカでも販売をスタート。ただし欧州とは異なりK13型も「マイクラアクティブ」として併売されています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定