あさってからの大学入試センター試験を前に、高知市の予備校で激励会が開かれました。今年度いっぱいで閉校するこの予備校、最後の予備校生たちが力を出し切ると誓いました。

高知市槙山町の高知学芸進学アカデミーです。激励会は、あさってから始まる大学入試センター試験を前に毎年行われています。今年のセンター試験の県内の志願者は2835人で、このうち浪人生は438人。来年度からは、大学入試共通テストが始まるため、今年が最後のセンター試験で、安全志向の受験生が多いと言います。予備校生たちは玉串を捧げ、第一志望の大学への合格を祈願していました。

ところで、高知学芸進学アカデミーは、今年3月で閉校します。開設から33年の歴史の中で、およそ7700人が在籍。ピーク時には450人がいた時期もありました。しかし、少子化に伴って予備校生が減少し、現在の在籍数は55人。今年度いっぱいで予備校の運営から手を引くことになりました。最後の「アカデミー生」となった予備校生たちはさみしさを感じつつも、培ってきたものを出し切ろうと誓っていました。

「自分達が勉強した場所がなくなるというのはさみしいですね。自分と同じようにつらい思いをした人が集まって他校から新しい友達も来て知ってる先生がいてその中でより深い学びを得て人間的にも進歩できたのでよかった」
「一年間、先生方にも支えてもらい家族、友達の支えもあったのでそれに報いることが出切るようにいい点を取りたいと思います」

運営する高知学芸中高は、閉校後、学校内での国際交流や探究活動に力を入れていく方針です。橋本和紀校長は「最後のアカデミー生として大学入試だけでなく、その先のステージも頑張って欲しい」と話していました。