卓越した技術で県内の産業に貢献した人に贈られる「土佐の匠」に今年度は新たに2人が認定されました。

「土佐の匠」は、伝統工芸や料理など、ものづくりの分野で卓越した技術を持つ人たちや、伝統技能を継承する人たちを県が1996年から認定しています。これまでに認定された土佐の匠は111人で、今年度は、100年近く続く鍛冶屋で土佐打刃物を製造する南国市の松本孝さんと、高知市で建築板金業に従事する山﨑健司さんが認定されました。

山﨑さんは高知市の出雲大社土佐分祠など県内20以上の神社仏閣で、銅板を使った屋根の施工や「銅板鬼飾り」などの装飾品の製作を手がけていて、建築板金の高い技術が評価されました。

また、松本さんが製造する土佐打刃物は、「黒打ちかずら切り鉈」や「総磨剣鉈直型」など鋭い切れ味と麗しい輝きを放つ端正なフォルムが特徴で、カナダや中国など海外からの注文も相次いでいます。

松本さんの製造した刃物は南国市の道の駅南国風良里で販売されているほか、来月5日と6日に高知市で開かれる「ものづくり 総合技術展」の中で2人の作品が展示されるということです。