デサント、伊藤忠から社長 取締役9人退任、TOBで譲歩

デサント、伊藤忠から社長 取締役9人退任、TOBで譲歩

 スポーツ用品大手のデサントは25日、創業家出身の石本雅敏社長(56)が退任し、後任に筆頭株主の伊藤忠商事の小関秀一専務執行役員(63)を受け入れる人事を発表した。現在10人いる取締役のうち石本氏を含む9人が退任する。異例の敵対的な株式公開買い付け(TOB)に発展した両社の対立は、デサントが大幅に譲歩する形で決着した。

 新取締役会の構成は、伊藤忠の主張通りにデサント出身者2人、伊藤忠出身者2人、独立した立場の社外取締役2人の計6人とする。デサント側は、韓国事業の責任者を務める金勳道氏が取締役に残るほか、日本事業を担当する小川典利大氏が新たに取締役になる。


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