三菱商事、340億円の損失か 海外子会社で原油不正取引

 三菱商事は20日、シンガポールの連結子会社で、社内規定に違反したデリバティブ(金融派生商品)取引により約340億円の損失が発生する見込みだと発表した。中国籍の30代の男性社員が1月から不正な取引を繰り返して損失を拡大させたことが原因といい、18日付で解雇し、現地警察に刑事告訴した。

 子会社は原油や石油製品のトレーディング会社「Petro―Diamond Singapore」。元社員は中国向けの原油取引に関連して、システム上のデータを変更するなどし、原油価格が下落局面となった7月以降も取引を続けて損失を拡大させた。


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