内閣府は17日に開く経済財政諮問会議で、財政健全化に関する重要指標である基礎的財政収支について、黒字化目標の達成時期の2025年度に3兆6千億円程度の赤字になるとの試算を示すことが16日、分かった。昨年7月時点で試算した2兆3千億円の赤字から悪化する。世界経済の減速による法人税収の減少などが響く。

 黒字化の時期は前回試算と同じ27年度とする。黒字幅は1兆6千億円から3千億円程度まで縮小すると見通す。昨年10月の消費税率引き上げを織り込んでも、法人税収の減少や社会保障費の増大で健全化には程遠いことが改めて浮き彫りになった。