日本航空の赤坂祐二社長は16日、国際線の路線ネットワークを拡大して成長の基盤とする考えを示した。増加が見込まれる訪日客を地方に呼び込むことを重視し、地域の魅力づくりに協力していくと表明した。

 2010年1月に会社更生法の適用を申請し、経営破綻から10年を迎えることを踏まえ、東京都内で共同通信などのインタビューに応じた。

 国際線を急激に拡大すると安全運航への悪影響が懸念されるとして「経済成長や需要に応じ、緩やかにやっていきたい」と強調。政府が30年に6千万人まで増やす目標を掲げる訪日客の取り込みでは「首都圏や関西圏だけでなく、鍵は地方にある」と指摘した。