新型コロナウイルス感染症の影響を受けた企業の経営支援に注力するため、三井住友銀行やりそなホールディングス(HD)の傘下銀行が4月に予定していた大規模な人事異動を延期するなどの対応に乗り出すことが23日、分かった。顧客の事情に通じた担当者が資金繰りなどの相談にきめ細かく対処できるようにする。

 三井住友銀行は例年4月上旬に実施する人事異動を1カ月程度延期し、4月下旬以降にする方向で調整している。現場対応を優先するため、支店長など一部の管理職を除いて全国約400カ所の店舗などで働く営業担当者ら数千人を対象とする。異動に伴う行員の感染リスクを抑える効果も狙う。