旭化成は25日、子会社の米救命救急医療機器大手「ゾール・メディカル」が、世界的な新型コロナウイルス感染拡大で需要が高まっている人工呼吸器の増産を決めたと発表した。現在の約25倍に相当する月1万台に増やす。

 重症患者に必要な人工呼吸器が米国などで不足していることを解消するのが目的。旭化成によると、ゾール社の人工呼吸器は携帯性や耐久性に優れ、世界各地の医療機関で利用されている。日本では販売していない。

 ゾール社は米国に拠点を置く部品メーカーに対し部品の供給量を増やすよう求めている。「必要とする医療機関などに届けられるよう尽力していく」としている。