日本自動車工業会(自工会)が5日までにまとめた2019年度の乗用車市場に関する動向調査によると、乗用車の保有全体に占める軽乗用車の比率は38%と10年間で8ポイント増えた。維持費の安さなどが評価され公共交通機関の少ない地方を中心に人気が高く、市場での存在感が高まっている。乗用車の次世代技術では自動運転に関心が集まる一方、安全面の不安が根強いことも分かった。

 自動車メーカーは軽乗用車の人気を受けて新型車を続々と投入し、需要の取り込みを図る。日産自動車が昨年投入した「デイズ」は、高速道路で車間距離を保つ先進技術を搭載するなど、高性能化もトレンドの一つだ。