大手商社7社の2020年3月期連結決算が8日、出そろった。純利益は5社が減益となり、丸紅は過去最大の赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が失速し、石油や天然ガスといった資源事業の資産価値が下落したことなどが響いた。三井物産や伊藤忠商事は21年3月期の業績予想を大幅な減益とした。

 丸紅は石油・ガス開発で1313億円、米穀物で982億円など、幅広い事業で減損損失を計上し、純損益は前期の2308億円の黒字から一転し、1974億円の赤字に転落した。

 純利益の首位は三菱商事で、9.4%減の5353億円となった。三井物産は5.5%減の3915億円。