ライオンが8日発表した2020年1〜3月期の連結純利益は前年同期比約4倍の135億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大で消費者の衛生意識が高まり、ハンドソープや業務用消毒液の販売が好調だった。東京都内にある本社の土地売却益も寄与した。

 売上高は4.6%増の825億円、本業のもうけを示す事業利益は63.5%増の90億円。主力の歯ブラシや歯磨き粉も堅調だった。

 ただ、4月以降は景気悪化に伴い消費が落ち込むと見込んでおり、20年12月期の連結純利益予想は前年比31.3%増の270億円に据え置いた。