マツダが三菱UFJ銀行や三井住友銀行など大手銀行に対し、合計で3千億円規模の融資を要請したことが9日、分かった。新型コロナウイルスによる販売減の長期化に備え、事業運営に必要な資金を厚くする。

 マツダは主力の北米や欧州を中心に販売が低迷している。本社工場(広島市)や防府工場(山口県防府市)のほか、メキシコやタイでも生産を一時停止した。新型コロナに伴う減産台数は累計約13万台で、年間販売台数の1割近くに上る。

 マツダの有価証券報告書によると、2019年12月末時点での現預金は約5千億円。当面の事業運営に必要な手元資金は安定している。