商船三井の小野晃彦副社長が9日、東京都内で記者会見し、インド洋のモーリシャス沖で同社が運航する大型貨物船が座礁し、燃料の重油が流出した事故について「誠に申し訳ございません」と陳謝し、誠意を持って解決に全力を挙げる意向を示した。亀裂が入った燃料タンクから千トン以上の重油が周辺海域に流出したとの見方を示した。

 船は悪天候に見舞われ、7月25日夜に座礁。燃料タンクの一部に亀裂が入り、今月6日に重油漏れが始まった。計約3800トンを積んだ五つの重油タンクのうち一つから、ほぼ全量が流出した。残る四つのタンクからは重油の抜き取り作業を続けている。