ANAホールディングス(HD)が2022年度までにグループ全体の社員数を約3500人削減する方針を固めたことが25日、分かった。採用中止や定年退職による自然減により、現在約4万6千人の人員規模を圧縮する。新型コロナウイルス感染拡大による需要減が長期化するとみて、可能な限り態勢を縮小して固定費の削減を図る。

 関係者によると、社員の他の企業への出向を進めることも検討している。出向先や人数は今後詰める。一連の施策は27日に20年9月中間決算と併せて公表する見通し。

 今月14日からは、退職金加算を引き上げた希望退職も募集し始めた。ただ、目標数は示していない。