JR北海道は2日、4〜9月期の線区別収支は全23線区で赤字になり、383億円の営業損失を計上したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、利用者が大幅に減少した。4〜9月期としては公表が始まった2018年分以降、最大の赤字幅。

 北海道新幹線や特急列車の観光客、出張者の利用が減少。新千歳空港へのアクセスなどで使われ、昨年同期は4億円の黒字だった札幌圏も大幅に減り、84億円の赤字だった。

 札幌市の本社で記者会見した渡利千春常務取締役は「利用回復のペースは非常に遅い。新型コロナの感染拡大で厳しい」と先行きを不安視した。