旅行大手KNT―CTホールディングス傘下の近畿日本ツーリストが2022年度入社の新卒採用を見送ることが2日、分かった。日本旅行(東京)も同じく採用見送りを発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で旅行需要が低迷しており、両社は人員規模の抑制により経費を削減する。

 KNTは新型コロナで業績が急速に悪化し、21年3月期連結決算の純損益が170億円の赤字(前期は74億円の赤字)になると予想。子会社の採用抑制や希望退職の募集などで、約7千人いるグループ社員を24年度末までに3分の2に減らす計画だ。